りかいがい
冬になると誰もいない洗面所から水の音がすることがある。
え?
と思って入ると、蛇口から水が流れている。
栓を閉じ忘れたのか、、?
なんて初めは自分を疑ったこともあったけど、何回かあると、
それはもう確実に自分じゃないって判るわけですよ。
しかも水が排水溝に少量流れ続ける音って、微かで、ノイズのように耳に入る程度だから、なにか違和感を覚えるところから始まる。
うん!?
で、洗面所を開けると水が流れているという、、、。
もちろん、
幽霊のたぐい等とは微塵も思っていない。
だって冬だから。
だから、理科が得意な人にこの現象の理由を教えてもらいたいところなんだけど、
まあせっかくなので、理科わからんワタクシが超常現象抜きで正解を当ててみたいと思う。
ちなみに蛇口はこんな感じのやつ。
※実物は汚すぎて自主規制しました。
ドルルルルルルルルルル~
ジャジャンッ!
ズバリ正解は!
冬でメッチャ寒くなると、蛇口内部の水をせき止めているあたりが若干縮んで、、、
水だから、そのわずかな隙間から出る!
どや。
これフツーに当たったんじゃない?
余裕が出たので告白するけど『縮んで』のひらがなを『ちじんで』 って、素で間違えて一回『若干知人で』ってなったわ。
『若干知人で』って日本語ビミョーだけど、もっとビミョーなのはそれ使っているシチュエーションだよね。
『知人』ってだけで、こいつとは親しくねーから、ってベン図で『友人』の枠外に追いやられているのに、それに加えて『若干』がついたらもうほぼ赤の他人ギリのとこ。
りんごでたとえるなら、皮の部分。
でもそこが美味かったりするよね。
「乗車券を拝見」
「え?」
「乗車券を拝見」
「あ、あの、、、」
「彼は僕の友人なので、いいですか?」
「ほう! ご友人ですかぁ?」
「はい」
「するとぉ、行先も同じということでぇ?」
「あ、いえ!」
「?」
「その、若干知人で、、、」
「承知、致しましたぁ」
カンッパネルラァァァァァァアッ!!!