立て看ばんちょう
仕事で馴染みのない地域へ行ってきたら、こんな立て看板に遭遇。
ほう。
こいつは知らぬ人であるおれへの挑戦状か。
実に面白い。
ワタクシは額にスナイパーからの赤い照準点を50個ほど当てられたままこの地域へ入っていった。
きひひ
兄ちゃん、いいもん買わないかい?
・・・・・・
負けとくぜ。質も良いしさぁ
どうだい兄ちゃん
・・・・・・
おぉぉぉぉおいっ
兄ちゃん耳ついてんだろぉぉぉお
・・・アイアムノットサワジリ
ねぇ
そこのお兄さん
・・・・・・
お兄さーん
遊んでこうよ
・・・・・・
安くしとくからさぁ
・・・・・・
遊ぼうよぉぉぉぉお
・・・アイアムノットサワジリ
なんていうエリカチックエキゾチックな世界を想像していたけれど、まったくそんなことはなく、なんだったら小奇麗な建売住宅が並んでいた。
むしろ新しい人ばかりの地域では?
不可解な看板也。
うん!?
そうか、、、。
新しい人たちからすると、昔ながらの人々こそが見知らぬ人。
これはもしや、新住人達による反旗だったのではあるまいか、、、。
ちがいます。
そしておじゃましました。
m(_)m